進撃の巨人 ~本当に優秀な人はイエスマン?~

リヴァイ兵士長

進撃の巨人の登場人物の中で、最強と言われている兵士。その戦闘力は1人で一個旅団(約4000人程度)並み。巨人2体を一瞬で倒したり、他の兵士が束になってもかなわない巨人を倒せたりととにかく強い。世間では完全無欠の英雄と言われています。
部下からの信頼も厚く、頭も切れる。性格は粗暴で不愛想なため恐い印象もあるが部下思いで、部下の死に際には血に塗れるのも構わず相手の手を取り、巨人を絶滅させると誓う姿が見られた。

さて、今日のテーマは「本当に優秀な人はイエスマン?」という世界観です。

実力も部下からの信頼もあるリヴァイ兵士長がイエスマンってありえると思いますか?
これだけ実力があって、頭も切れて、部下の信頼もある人なら、自分の判断の方が正しいと思うこと・・・絶対に多そうですよね。

リヴァイ兵士長は従順である。

主人公のエレンが、リヴァイ兵士長に対しての印象を述べるシーンがあります。

強力な実力者は、序列や型にはまらない人が多いと思っている人は多いと思います。

このシーンの最期のコマでも、上の出した作戦に苦言を呈することは愚か「作戦立案は俺の担当じゃない」と自分の役割りを理解し、「なんで」という不毛な疑問を持とうとすらしません。

力量の無い人が何も考えずに実行に移すこととは遥かに次元が異なる領域で、力量がある人が疑問を呈さず、ただ自分の役割りを全うすることの大切さをこの後解説します。

女型の巨人から逃げるシーンでのブレない姿

第6巻で知性を持った女型の巨人に襲われるピンチのシーンがあります。

この時のリヴァイ兵士長たちの使命(Mission)は、主人公のエレンの身柄を守ることです。

それでも、危機が迫るピンチが訪れたときに求められるのは、Missionを守ることではなく柔軟性では?と思われる方も多いと思います。

実際、女型の巨人と戦って勝算はないのか?と言われれば決してそんなことはありません。

迫る危機に部下たちは、女型の巨人と戦う指示をリヴァイ兵士長に求めます。

この部下の申し出に、あなたがビジネスにおいて同じ立場だったらどうしますか?

以前の私なら、間違いなく「戦うこと」を選んだと思います。

リヴァイ兵士長の答えは・・・

この前のシーンで音響弾を一発撃った後、

「お前らの仕事は何だ?」「その時々の感情に身を任せるだけか?」

「そうじゃなかったハズだ・・・ この班の使命は そこのクソガキ(エレンのこと)にキズ一つ付けないように尽くすことだ」

「命の限り」

と戦いという作戦変更を求める部下を一蹴します。

ところが、どんどん後方部隊の部下たちが、女型の巨人に殺されていきます。その姿を見たエレンが上長であるリヴァイ兵士長にかみつきます。

理由がわからない、納得できないことに対し、上司に説明を求める(上司であれば部下から求められる)ことはあると思います。

特に仕事のできる、頭のいい人ほど理由を知りたがります。

むしろ、一般的には理由を求める人=優秀である 間違ってはいないと思います。

エレンの申し出や理由を求める発言に対しリヴァイ兵士長は

「自分を信じるか仲間を信じるか」

「だから・・・まぁせいぜい・・・悔いが残らない方を自分で選べ」

最後の同僚の「エレン・・・信じて」

この言葉がすべてと言ってもいいと思います。

リヴァイ兵士長は最後まで、上長である団長のエルヴィン・スミスの作戦を信じ、部下である仲間を信じMissionを全力で貫く選択をしました。

本当のトップになりたければ 100%上司や部下を信頼し貫くこと。

頭が良くて柔軟性があり、実力もあるから序列や型にはまらない人は、狭い世界で観たら優秀な人だと思います。以前の私がまさにこれでした。

世界観を広げてみると、恐ろしく優秀な人・海千山千がいます。

本当のトップの領域まで行きたければ、リヴァイ兵士長の様に「信じる力・貫く力」「結果よりも大切なものがあることを理解している」ことが必要です。

また、本作は現代社会と違い殺されるというシーンがありますが、これも使命を全うする上での必要な代償です。

実際のビジネスにおいても、少々の代償でピーピー大騒ぎする経営者やリーダーがいますが小物以外の何物でも無く、そんな上司や会社は淘汰されてしまえばいいと私は本気で思っています。

疑問を感じる、説明を求める、序列や型にはまらず結果を出すというステージが完了した人は、是非リヴァイ兵士長の領域 信じてMissionを全うするステージを目指してみませんか?

私はいまこのステージに取り組んでいます。

このシーンが掲載されている巻

このブログの執筆者

蓼沼  康之

ASX株式会社 代表取締役

健康経営エキスパートアドバイザー・健康管理士一般指導員・上級ウェブ解析士

共感力の大切さを教えてくれる学問に出会い、コミュニケーションが180°変わる

1981年生まれ 妻、子供二人の4人家族
埼玉県新座市(志木駅)在住。コロナウイルス感染症対策に伴う在宅勤務をきっかけに、「自宅最寄り駅オフィス・通勤しない働き方」を選択。
働き方格差、IT格差の架け橋のコンサルタントとして活動。
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