妻へのソリューションハラスメント

「今日、職場でこんな嫌なことがあったの」

「(子供の)学校の先生があり得ないんだけど」

「ママ友が常識が無い人で困っている」

あなたの奥さんからのこんなお話しに、ついうっかり「解決提案」をしてしまっていないだろうか?

特に問題解決能力の高い、営業職やコンサルタント職、経営者など仕事のできる旦那さんが陥りやすい。

結論から言うと間違いである。

いや、ソリューションハラスメントといってもいいだろう。

なぜならあなたの奥様は、解決案を求めていないからである。

かくいう私も、とある学問を学ぶまでは、ガンガン提案していた。そして不機嫌そうな妻の顔を見てこう思っていた

お前の為を思って提案してやってるのに、なんで??

求めているのは、提案ではなく “共感”

あなたのパートナーである奥さんが求めているのは解決方法ではなく、あなたからの共感なのである。

「ママ友が常識が無い人で困っている」

そうなんだ。それは大変だったね。確かにおかしいよね。

難しいことは無い。ただただ共感すればいいのだ。

ただし、心がこもっていなければ、相手へ共感は伝わらないので、心の底からそう思ってあげること。しっかりと話を聞いてあげる姿勢を見せることが必要である。

共感してあげるだけで余計なことは言わなくていい。

例えば下記は、やりすぎのNGパターン

そうなんだ。それは大変だったね。確かにおかしいよね。

そのママ友は頭がおかしいね。そういう人とは近寄らないようにした方がいいよ

共感 と 共通の敵を作ることは全く違う。「そのママ友は頭がおかしいよね」という言葉は共感ではなく、共通の敵を作る行為であり、得策とは言えない。また、頭がおかしいよねと言ってしまったばかりに、そういう人とは近寄らない方がいいよ と NG行為である提案してしまうにつながってしまうのだ。

ただ、ひたすら意識をあなたの奥さんへ向けて、しっかりと話を聞いてあげる。共感してあげる。奥様に気持ち良く話をさせることが、重要なのである。

充分に話を聞いてあげて、共感してあげたうえで

「今後そのママ友とはどう接した方がいいかな?」

あなたの奥さんが あなたにアドバイスを求めてきたタイミングで、初めてアドバイスをすればいいのだ。

アドバイスは相手が求めるまでしてはいけない。

アドバイスは相手が求める前にしたらそれは、ソリューションハラスメントなのである。

求められたアドバイスでも押し付けはNG

ポイントは3つ

  • 結論から言わない(前置きをする)
  • ヒアリングをしたうえで僕だったらこう思うけど、どう思う?と聞く
  • 2つ以上のパターンとそれぞれの想定まで伝える

結論から言わない(前置きをする)

仕事では「結論から言う」仕事のできる人ほど常識であるため、ついつい、あなたの奥さんに対しても同じことをしがちですが間違いです。

前置きをしましょう。

ママ友って会社の人間関係よりよっぽど大変で難しいよね。
その領域において経験のない僕の意見だから、参考になるかはわからないけど
職場で似たような話をするなら・・・・

ヒアリングをしたうえで僕だったらこう思うけど、どう思う?と聞く

もう少し教えてもらわないとアドバイスがズレちゃいそうなんで、そのママ友には他のママ友も困っているの?

(ヒアリングを重ねたうえで)

僕だったら子供のこともあるので、つかずはなれずで距離はとるかな・・・でも難しいのかな・・・ 〇〇はどう思っているの?

2つ以上のパターンとそれぞれの想定まで伝える

距離を取ったら取ったでこういうことも考えられるよね。ハッキリ言ったら言ったら、こういうリスクも考えられるよね

本当に大変だと思う。でも子供のことを考えると・・・・

まとめ

いかがでしたか?

私も長年コンサルタント職を行ってきたため、30代中盤くらいまでは妻に度重なるソリューションハラスメントをしてきました。

僕は正しいことを言っているし、お前の為を思って提案しているのに、何故表情が曇る?俺の提案を実践しない?と思ったこともありました。

今は求めらない限り私からは提案しません。その甲斐もあって夫婦仲は良い方だと思います。喧嘩もほとんどしません。

「そうかそうか」と話を聞いているだけです。ただし、適当に聞いているのではなくきちんと姿勢と心を妻に向けて聞いています。

妻にしっかりと共感すること、共感力を高めることは、リーダーとして多くの人を統率するために不可欠な能力です。

部下だけでも色んな人がいます。取引先、上司、男性であっても女性性が強く出ており、結論から延べられることが嫌いな上司もいます笑

実は仕事においても多くの人が提案は求めていません。

求めているのは共感です。仕事のコミュニケーションも実は妻のコミュニケーションとそう違いはありません。

共感力の大切さを少しでも理解頂けたら幸いです。

このブログの執筆者

蓼沼  康之

ASX株式会社 代表取締役

健康経営エキスパートアドバイザー・健康管理士一般指導員・上級ウェブ解析士

共感力の大切さを教えてくれる学問に出会い、コミュニケーションが180°変わる

1981年生まれ 妻、子供二人の4人家族
埼玉県新座市(志木駅)在住。コロナウイルス感染症対策に伴う在宅勤務をきっかけに、「自宅最寄り駅オフィス・通勤しない働き方」を選択。
働き方格差、IT格差の架け橋のコンサルタントとして活動。
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